創業以来から守り続けてきたそばの味
「そば処やぶ」は長野県庁の食堂を経て、明治12年に善光寺のお膝元で創業しました。長野県の地元のみなさまに支えられ、創業以来、無添加製法でそばとつゆの味を守り続けています。
そば粉は、石臼挽き・低温倉庫管理された風味豊かな国内産を厳選。細打ちしたそばは、つるっとしたのどごしとコシが自慢です。
食べやすさこだわった、そば粉の配合
やぶのそばは、国産のそば粉と国産の小麦粉を8:2でブレンドした、いわゆる二八そばです。
信州そばと一口に言っても、そば粉が十割の十割そばや、そば八割小麦粉二割の二八そばなど、各店こだわりに合わせてブレンドしています。
そば粉が多ければ多いほど、そばの風味は強くざらりとした食感になり、小麦粉がおおければつるりと喉越しの良い食感になります。
やぶは、そばの風味も充分に感じられて、のどごしよく食べやすい「八割そば」を皆さまにお出ししています。
どのようなそばが一番皆様に美味しく楽しんでいただけるかを考える中で、十割そばなども試験的に試したことはあります。しかし、八割がいちばん食べやすくておいしいという評判をいただきました。
そのため、やぶでは二八そばをみなさまに提供させていただいております。
日によって、水の量を変える
そばはとても繊細で、全く同じ作り方をしていてもその日の環境によって麺が変化します。水分が少なすぎると、麺が切れやすくなり、水分が多すぎると麺同士がくっついてしまいます。
お店や通販の生そばは、その日の気温・湿度によって水の量を少し変えて、当日の朝打ったそばを提供しています。
のど越しのための工夫
食べやすい、のど越しの良いそばのために、粉の配合以外のこだわりもあります。
そのひとつが、長めに切るという工夫です。つるつると手繰ってすする食感を楽しんでいただくために、通常のそばよりも長めのそばを作っております。
のど越しにこだわる理由
私たちは明治時代に食堂から始まったという歴史があります。
「毎日でも飽きずに楽しめる、そば」を大切に、食べやすさを大切にしたそばづくりを行っています。
また、あまりそばを召しあがらない方には、そばの良さに気づいていただき、親しんでいただけることを大切にしたいと考えています。
お近くにお住まいの方には、毎日でもよりたいお店。遠方からお越しの方には、数多い信州そばの「ひとつの形」を楽しんでいただけるお店を目指して、これからもおいしいと感じていただけるそば作りを精進してまいります。
弊店のおすすめのそば
やぶの職人が毎朝つくる生そばは、通販でもお召し上がりいただけます。よろしければ、ご賞味ください。